2011年がとても大変な年だっただけに、手放しでは「おめでとう!」とは言えない気がします。
しかし、去年の3.11は日本人の未来を決定的に定めた出来事であった気がします。「来るぞ来るぞ」と言われていた東海地震ではなく、三陸沖から来てしまった。大地震・大津波、2万人近い死者・行方不明者・・・。
「安全、安全」と吹聴されていた原発神話の崩壊と放射性物質の放出、20万人を超える放射能による帰宅不能者。生業を奪われ、ふるさとを奪われ、家族と散り散りになり、なれない生活を強要される人たち・・・
だのに政府は「収束宣言」し、原発輸出を目指し、東電は賠償をできるだけ遅らせ減らそうとしている。
今年もこの重大な問題から目を離さず、東日本の被災・被害を受けた人たちに心を寄せて行きたいと思っている。